ATOSについて
What is "ATOS"

 他のページ内に「ATOS対応に伴い」と言う言葉が用いられている事がありますが、このページでは
その「ATOS」について触れていきます。


 ATOS(アトス)とは、Autonomous Decentralized Transport Operation Control Systemの
頭文字をとった物で、最新のコンピュータと情報技術を使用して、列車運行のための駅での作業
(ポイントや信号機の切替えなど)を自動化、あわせてきめ細やかな電光掲示器による自動旅客案内
表示やきめ細やかな自動放送を行い、サービスの向上を図るためJR東日本が開発した輸送システムです。

 例えば、万一事故などで列車が遅れた場合は、指令員がダイヤ回復の為の運転計画 (時刻や番線など)
を変更すると、変更内容は駅の電光掲示器又は駅の自動放送に反映されます。
つまり列車が遅れた場合でも、迅速で正確な案内を行うことが可能となったわけです。

 1999年10月現在で、このシステムは中央線(東京〜甲府間),山手線京浜東北線総武緩行線の全駅に
導入されています。将来的には、首都圏全線にこのシステムが導入される予定です。

ATOS対応 接近放送

 上記システムに連動した接近放送では、各駅で独自に用意してある簡易な接近放送(列車がセンサー上を通過すると
単調な放送が流れるだけの物)とは異なり、何時発・何処行きか等を案内できると言う利点があります。

 以下は中間駅の接近放送の例です。山手線では基本的に環状運転なので「○○方面」となっています。

ATOS対応接近放送例1(中央線 「快速,東京行き」
ATOS対応接近放送例2(山手線 内回り「品川・東京方面」)

折り返し駅では、以下の様になります。

ATOS対応接近放送例3(中央線 東京駅1番線)

ATOS対応 到着時の放送

 駅によって有無がありますが、以下のファイルは中間駅の例です。

ATOS対応駅名連呼例1(中央線 四ッ谷駅)
ATOS対応駅名連呼例2(常磐線 松戸駅)

 また、終点の駅では以下のような言い回しになります。

ATOS対応終点用駅名連呼例1(京浜東北線 大船駅)

ATOS対応 次列車案内

 列車の発車時刻の数分前に流れる、次列車案内放送です。発車時刻なども案内されます。

ATOS対応次列車案内例1(中央線 日野駅)

 

 上記の通り、詳細な内容を伝えてくれる「ATOS」ですが、司令所からの一括操作の為に、
全ての駅が同じ音声による放送になってしまいます。駅単位で独自に用意していた放送も、
このATOSにリンクさせる事により、実際に駅で聞くことが出来る機会というのは、ATOSに何らかの障害が発生し
たときくらいでしょうか....。




なお、上記駅放送の音源を収録したCDも発売されているようです。詳細は下記にてご参照下さい。
   

 また、ATOSについて更に詳細を知りたい方は、以下の「ATOS, The Future」のページをご覧になられる事をお勧めします。

atos.gif (11245 バイト)
ATOS, The Future


[ 一つ前のページに戻る ]